2014年10月15日水曜日

改稿のチャンス

よく言われることですが、シナリオは人目に晒して育ちます。
改稿のチャンスは、少なくとも3回あります。

一度目は、書いた本人による見直し。
二度目は、なるべく作者に遠慮なくものが言える人に読んでもらうこと。
三度目は、俳優による読み合わせのとき。

「カントク、これ、どんな気持ちで言ったらいいかわかりませーん!」
などと言われたら、チャンスです。
登場人物の存立のつじつまが合わなかったり、怪しかったりするときに、
こういう事態になることが多いからです。

読み合わせは、俳優のリハーサルのきっかけであると同時に、
シナリオが鍛えられる場でもあります。
しゃきっ。